セランガンバツ
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セランガンバツ |
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バツ、イエローバラウ、バンキライ、バラウ |
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フタバガキ科 |
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東南アジア
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黄褐色
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国内に原木で輸入可能な為、特殊サイズの製造が可能。
他のハードウッドに比べ多少安い。
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割れ・反りが結構でる。木肌にざらつきがある。
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ハードウッドの中では比較的安価で、特殊サイズの製造が可能な材料
海外では需要が高く、広く使用されている。重構造用材としては第一級に類する。
海外では需要が高く、広く使用されている。重構造用材としては第一級に類する。
耐久性は他のハードウッドより劣るものの15年程度の耐久性は望めます。
ヨーロッパやオーストラリアでの使用実績や需要が高く、海外でも広く使用されている材料です。
国内では割や反りにより、大阪より東ではクレームが発生しやすく敬遠されがちですが、
大阪より南西の地域では需要が多いです。
また、公共工事での使用実績は多いが、個人邸での使用頻度は少ないです。
性能データ
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0.94 |
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大 |
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中 |
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中
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小~中
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15年程度
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使用した感想
木肌は少々ざらついており、笠木や手摺りには向いていません。材は、イペ、ウリン、マニルカラよりも柔らかく加工施工には楽です。また、他のハードウッドよりも多少軽い為DIYには向いています。
ヨー ロッパやオーストラリアでの需要がある割には日本での需要がイマイチ伸びない理由は文化の違いがあるかもしれません。靴を履いて生活する文化ではざらつき や割れはあまり気になりませんが、日本人のデッキの感覚はあくまで「縁側」なのでしょう。アクがあっても反りがあっても許せるが、割れ・ささくれは許せな いという傾向を感じます。
「もう少しお金を出してイペかウリンでやろう。対応年数もバツより長いし」といった感覚が強いようです。
バツ材は個人邸にはあまり普及せず、公共工事での使用が多いようです。